9-11(2)
トルコ、インド、パキスタンが自国の軍事施設/領空を米国が使用することに同意したようだ。中国も、テロ対策に米国と歩調をそろえるといっている。米国が軍事的な報復を開始しても、強烈な反対をする国はなくなりそうだ。
アメリカが犯人らの通信の内容を即座に入手したと発表。通信傍受システムの恐ろしさの一端を垣間見た気がした。
更に5人の不審人物が米国で拘束されたとのこと。多次の攻撃の可能性がやはりあったということだろうか。
早晩、アフガニスタンに潜伏しているというテロ組織の基地を狙って米国は軍事報復を開始するだろう。ほとんどの国家は概ね米国の行動を積極的/消極的に支持するだろう。イスラムの一部の民衆は、ますます米国に敵愾心を燃やすだろう。
日本国民は多くは対岸の火事くらいにしか思っていないだろうが、アフガニスタンへの攻撃は,沖縄米軍が深くかかわることになる。特に、補給基地としての役割があるので、そのかかわり方はベトナム戦争のような状況になるのではないか。それを機に,ここしばらく国際テロの標的となっていない日本が、巻き込まれる可能性は十分に高い。