[日誌]理論政策更新研修終わる
本日は中小企業診断士の理論政策更新研修。受講兼講義ということで,午前中から会場準備の人たちを横目で見つつ,音響・映像設備の点検・準備に没頭していた。
講義の内容は中小企業診断士が農商工連携とどう関わるかといったことがテーマなのだが,制度紹介や事例紹介に時間を割き,診断士の果たす役割は数分,プレゼン画面でとテキストへの言及で済ませた。
実際問題,更新研修に参加される診断士のうち,農商工連携にたずさわっているのは1割もいないんじゃないかと思う。銀行関係者や連携拠点で業務を行っている方以外で関わっていらっしゃるのは,まだまだ例外的なところだろう。
だが実は,現場には診断士のニーズが大きいのも事実で、事業者自身が申請書を書いたり経営計画をたてるのに苦手意識を持っているところに、募集要項など公文書の読み込み,事業者からのヒアリング,助言,書き下ろしの技術を持っている診断士がいるとしたら,これは引く手あまたになる。
今日,話を聞いていただいた中には,実習の際に受講いただいた方々もいた。そんな中から、そんなビジネスチャンスをつかんでいく人がいるのかも。