twitter

 ミニブログサービスのtwitterが流行している。中国でも政府のネット規制をかいくぐる情報交換の道具として結構利用されていると聞く。ここのところ毎日のようにフォローされ,見ず知らずの人たちとこんなにも高い頻度でつながっていくのを見ていると,確かにコミュニティー全体が広がっているのだなと実感させられる。

 もっとも,そういった広がりは,パソコン通信や電子メール,インターネット,ウェブサイト(いわゆるホームページ),SNS,ブログといった様々なITを活用したコミュニケーション技術・サービスの黎明期にも見られた。これで世界が変わる,これからのビジネスは○○がないと駄目だといった具合に,もてはやされもした。そして,確かに利用者も多くなり,普及し,そして次の流行に移っていった。

 twitterの行末はどうなるのだろう。世界中の人達がつぶやき,世界中の人達をフォローすることになったとしよう。60億人の人のつぶやきを一個1秒で見たとすると,1分で60人。ということは,全員見終わるのに60億÷60=1億分...。24で割れば約420万日。365.25で割れば約1万年。はぁ。

 人間が持つ時間も興味の対象とできる範囲も限られたもの。twitterも,先行する多くの技術・サービスのように,自分の気に入った範囲の中で,使っていくのでしょう。

twitter” に対して4件のコメントがあります。

  1. てろっぷ より:

    Twitterの面白さを実感するにはフォローは100人から1,000人くらいまでなんじゃないかと思っています。ただ、Twitter+Ustreamは今までのネットワークとは一線を超えた何かがありそうです。

    1. kuono より:

      確かにUstにTwitterを組み合わせたソフトバンクのオープンデーのイベントや原口大臣の会見などを見ていると,今までにない一対多の双方向コミュニケーションの可能性を感じますね。発言する人は見ている人の一割くらいでしょうかね。

  2. gutian より:

    TWITTERやっています。

    やっていますが、ずっと呟いているだけで何かまだよくわかっていません。

  3. kuono より:

    士業でのtwitterの活用,何が出来るでしょうね。潜在顧客や応援団のネットワーク化が一番でしょうか。

    ・興味関心を持ったこととそれに対するコメント→人となりを知ってもらう
    ・セミナー開催や出版,掲載の告知(限定割引?)→集客
    ・専門家同士の対話→遠方の専門家との智慧のかけあわせ
      ※タグで中国とか,士業関係のものってのはもうあるんでしょうかね。

    古田先生のブログ,楽しみにしてます。

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