読書メモ:ビジョナリーカンパニー3
1年ぶりくらいに読書会に出席した際の課題本。出席を再開した目的は,
仕事や個人環境の激変の中で,コミュニケーションで刺激を受けたかっ
たため。
また,課題本を読む目的として,仕事(コンサルティング)で応用でき
そうなヒントと,してはいけないアドバイスのヒントをもらうことを設
定した。
自己流マインドマップを作って参加したが,その過程で感じたのは,洋
書の例にもれず,構成がしっかりしていて話の展開がロジカルなこと,
論拠として事例を多数引用していること。「2」を読まないとわからな
いことがあるようなので,急遽,会場に向かうバスの中で,積ん読だっ
た「2」をざっと速読。偉大な企業が没落したという事例紹介と5段階
が「3」の新しいところで,その他は結構重なっているなと感じつつ,
会場入り。
会に参加して得た刺激としては,あぁやっぱり日本は今何段階だろうと
考える人が多いのだなぁという感慨と,ざっと読みだけではいざという
時に論拠としてぱっと本の何ページにこうこう書いてあったと指摘でき
ないもどかしさ,参加者の紹介されたバイクメーカー盛衰史の内容が
仕事に使えそうなこと,など。
応用できそうなヒントとしては,段階が進んでいても,リーダーにめぐ
まれれば復活できるという点と,そのリーダーに求められる資質条件,
してはいけないという意味で参考になりそうなことは見つけられなかっ
たが,今関わっている事業者さんが一発逆転策をとるのを支援している
ので,第五水準リーダーシップの発揮を促さなくてはと思った次第。