Miniの現状
ECUにモニターをつなげてセンサーデータなどを見られるようにしたうちの1992年式 Rover Mini Cooper 1.3i , かかりつけの修理工場さんにいろいろ修理や改造をしてもらっている。
- スロットルポテンションメータ,O2センサの交換
ECUからのデータで,たびたびエラーが出ていたので,交換。ポテンションメータは既に交換してあり,その際は出てくる値はおかしくないとのことだったのだが,ECUのデータをエンジニアにお見せして,値がおかしいことを納得してもらい,交換していただいた。交換時,モニターの値を確認し,正常状態であることを互いに確認。 - 配線の被覆交換。
アイドリング時,突然回転数が落ち,甚だしきはエンジンが止まるという状態がここ数年でていたが,ECUデータで,電圧降下があった一方で,電装以外の機関故障が見当たらないとのことだったため,漏電を疑い,点検するということに。この年式は,配線ケーブルがECUに入る際,かなり急なカーブがあったり,サブフレームリブ?に開いている穴を通っているのだが,今回は後者の穴のところで結構,被覆が溶けていたので,漏電箇所と思われる。当該箇所を切り落として全体被覆を再度巻き,元の位置に。まだ,エンジン下部のほうに通っている所は点検していないが,いずれまた。修理直後はまだ降下現象があったが,このところ発生していないという謎現象。 - 増設電源ソケットを常時電源配線からに
増設電源ソケットのカスケード接続をしていたものを直結に。ここには電圧計,MacBookAir の充電用アダプタをつないでいたのだが,電圧計で,走行中でもしばしば出ていた電圧降下(11v台に下がっていた)が出にくくなった(ひょっとしたら上記の箇所の漏電の影響による電圧降下があったのかもしれないが,電圧表示が数秒毎なので委細不明。現在は,クーラー,ハイビーム,MBAの充電など過酷な使い方をすると,電圧降下は認められるが,まぁ小型車なので,こんなものでしょう)。 - 方向指示器部品の交換
方向指示器のストッパーが効かなくなったり,ハイビームの固定ができなくなったので,中古部品で調子の良い物に交換。交換して2度ほど,方向指示器を使うと異音がして戻らないという症状が出たが,簡単に直してもらえた。 - キーレス受信機の固定
妙にハイテク機器を揃えているうちのミニはワイヤレスで鍵の開け閉めが出来る(荷物の出し入れが面倒なのと,積雪時に鍵穴が凍結で使えなくなったいるするのでつけてもらった。初号機はすぐに故障したため,今は別のメーカーの二代目。)この受信機が,先日,突然落っこちてきて足元に。幸い,ペダルにひっかかるようなことはなかったが,固定してもらった。
キーレスの開閉は便利ですが,同乗者がいる時は,ちゃんと助手席側から鍵で開けるようにしています。 - ドライブレコーダーの設置
前述のエンジン回転数降下時の状況記録と,自分自身の安全意識向上のため,通販でレコーダーを購入,自分で設置。ETC,USB対応オーディオとならび,購入時に比べて格段にハイテクになったなぁという小さな満足感。 - 電装系の改造
結構前に,前照灯の配線をリレー式にしてもらった。また,かなりのフューズを管式から縦型にしてもらった。その他,アーシングなどもやってもらっているらしい。おかげで,初期は毎年梅雨時期に飛んでいたフューズがまったくとばなくなった。
ECUのモニター接続は修理工場さんの意見も聞きながら自分で調べて部品製作やソフトの設定などをやりました(かかった費用は部品代の数千円のみ)が,エンジニアさんも興味を持たれた様子。あるものは活用しよう,大切にしようと言うことで,まだしばらくは,乗り続けられそうです。
それにしても,50年以上前の設計,20年以上前に購入した機械がちゃんと動き,修理もできる。ありがたいことです。