工業経営論2020年度講義開始

新型コロナ感染症の影響で遅れていた大同大学での今年度の工業経営論の講義が先週5月20日に始まった。結局すべてオンライン講義となり,資料をあらかじめ提示して受講生が報告書を提出というスタイルが基本形。

第1回の講義は例年,ガイダンスと,日本のものづくりをとりまく現況を考えてもらったり,そのうえで自分がどうすべきかを考えてもらう。今年は,質問票の代わりに毎回課題を出してもらうことにして,第1回は以下のような課題とした。

■第1回講義のアウトプット「これからのものづくり」
 講義資料や,ネット情報,新聞・雑誌情報などを参考に,以下の設問について調べたり考えたりした結果を簡潔にまとめ,メールで講師に送信してください。
1)これから,日本のものづくりはどうなっていくと思いますか?
  <結論> 自分なりの考え
  <根拠> なぜそうなっていくかといえる理由
  <例証> 根拠を支える上で参考にできる事例
2)上記1)を考える上で,について
  <疑問> 疑問を感じたこと,わからないこと  (感じたことでも可)
  <事実> 上記疑問について,自分が知っていること(反例等)
  <意見> 上記疑問について,自分はどう考えているか,予測しているか等

例年のごとく,コメントを入れた状態のまとめを今年も配布する。
報告一覧20200520

今年は例年と違い,学生から電子データで情報が送られてくるので,一覧を作成する時間や手間は少なくなった。しかし,それだけに質問の意図や背景,他の学生の記述内容や返信を調整しながらのコメントとしてじっくり考えたり後で修正したりといった時間を意図してとらないといけないなと感じた。今回分は時間切れで,少々そのあたりのバランスに欠けるコメントになってしまっている。