[日記]航空宇宙産業技術展

ぽーとめっせで開かれていた航空宇宙産業技術展に視察にいってきた。目的は参入がすごく難しいとよく聞くこの産業分野がいったいどんなものなのか,本当に中小企業に参入が難しいのか,自分の目で確かめたかったからだ。

とはいえ,双腕ロボットによる加工の動作がコミカルで面白かったり,シンポジウムの出席者の英語が案外聞き取りにくかったり(逐次通訳が入るので,どうせ日本語で聞けるからと無意識に集中力もおちるのだろう。端に座ったのも影響している?)と,個人的な楽しみ方もしてきた。

5軸のとても高価な工作機械が必要だから,航空産業に入るのは難しいと聞いていた。確かに航空部品の形状の複雑さや軽さの追求を考えると,展示されていた5軸,6軸の工作機械が必要だなと腑に落ちる。

一方で,トイレの洗浄剤,洗浄方法の提案などといった,複雑な機械と言うイメージとは違う所で航空関係の会社と取り組みをしている中小企業の話もあった。結局,だめだと最初からあきらめたら可能性は0,どうすれば実現出来るかという徹底的な検討をするところが機会をつかむ切符を手に入れることができるという,いつもの結論に達する。

航空宇宙産業技術展2008/航空宇宙シンポジウム2008

航空宇宙産業技術展2008/航空宇宙シンポジウム2008