[日記]コミュニケーション
知人宅でパソコンのメンテとテレビの接続のメンテを行う。3時過ぎに始めて終わったのは10時過ぎ。夢中になってやっていたので,時間がそんなに遅くなっていたことに気がつかなかった。
依頼した知人は自他共に認める気が短い人。一方で,こちらはどちらかといえばかなりののんびり派。まるで、落語の「長短」のような関係で、知り合ってもう5年。普段は普通の人間関係だけれど,海外旅行が長くなるとけんかが始まったりするのと同じで,結構攻撃的なことばをかけられることもある。今回は受信状況が変わっていないじゃないか,わかっていないのにいろいろと試しているだけと攻められたりした。まぁ前者は事実なので認めざるを得ないし、後者は,原理を知っているからこそ,試行錯誤の中では最短で結果にたどり着くことを目指しているのだが,それは一般の人にはわかりにくい。
知らないことは自力で調べて,自分で対処する,こちらが知っていることで目の前の人が悩んでいた場合,相手の状況に応じてヒントを出したり,見守ったりする,こんなコミュニケーションや行動が習慣化してしまったので,誰かに頼ること、誰かに頼られることは、どうも未だに不得手だと自覚している。今回はその典型例かな。
果たして,不機嫌のスイッチをおしてしまったきっかけが,相手の想定以上に時間がかかったことなのか,それによって予定が狂ってしまったらしいことによるものなのか,黙って作業をしていたことで固い雰囲気を作ったことなのか,それともその他のことなのか,今のところ皆目見当がつかない。少し時間が経過したら聞いてみたい気もするけれど,本人の奥底にある気持ちというものは,言葉で聞いても後付の理屈で片付けられ,却ってそれが本心だったかのように思われても困る。
そういうわけで,謎は謎のまま。